首都圏マンション管理士会  




 Q14: 共用と専有の区別がつきにくい部分の日常管理や大規模修繕での留意点は何でしょうか?


@バルコニ−やル−フバルコニ−には、雨水を排水するドレインと呼ばれる排水口が設けられています。年に1・2回はその周りを清掃し落ち葉やゴミが溜まってドレインを詰まらせないように注意してください。また、大規模修繕ではその上に樹脂塗膜防水を施すのが一般的ですから、先の尖ったものやたばこの火でそれを傷つけないようにして下さい。

A専用庭には、大規模修繕時に足場が建ちますので植栽の剪定や移植、植栽の水やりのための出入りなどについて、事前に充分専用庭使用者と管理組合及び施工者が打ち合わせを行っておくことがポイントです。

B玄関扉の外面は、共用部分といえども各居住者が年に1・2回拭き取り清掃を行うだけで、塗装の光沢などずいぶんと長持ちします。

Cサッシ及び窓ガラスの日常管理(清掃など)や事故原因による損傷の復旧は各使用者に任されています。この部分は先に述べたように共用部分なため、今後は建築系の2ないしは3回目の大規模修繕で、マンション全体として一括して改修される例が増えるものと想定されます。

D配管類のうち、給水管については従来の更新又は更生工法以外にも各種の工法が開発され、修繕の選択肢が増えています。排水管は上下階で一つの系としてつながっていますので、定期的な排水管清掃にはできるだけ協力して各戸の枝管から共用立て管まで充分にきれいにしたいものです。

E煙感知器は消防用設備等の点検の際チェックする箇所ですから、感知器が付いている住戸は立入に協力することが大切です。また、内装のリフォ−ムに際し、不用意に触れると誤報を生ずる原因となりますから、移設を伴うおりは消防設備の専門業者に依頼することが必要となります。